「小石原焼と小鹿田焼」展

えとうです。風邪ひいた、げほげほ。病み上がりやけど見たい展覧会が今日で最終日。行かなきゃ!ということで、行ってきました福岡県美術館。目的はミッフィー展じゃないよ、これこれ→「小石原焼と小鹿田焼」展。ミッフィー展も見たけどね。そういえば前にここに来たのは何年か前のディック・ブルーナ展やったな。
f0048597_0532770.jpg

これまずチラシがめっちゃいい。かわいいなー。焼物展なんか絶対おもしろいとは思えんけど、これ見て行きたいと思ったもん。それにやっぱり師匠(失礼極まりないけど勝手に呼んでるだけ)の作品を見たいからね。師匠とはもちろん太田熊雄窯の太田孝宏さんです。2年前の茶碗作り憶えてる?無理行って普段あまりつくらない抹茶茶碗を指導してもらって、今考えるとなんて失礼なことをと思うばかりやけど、職人としてのあり方、人間としてのあり方、伝統を引き継ぐことの大切さなどいろいろお話してくれて本当に貴重な体験でした。その太田孝弘さんのお父さんの熊雄さんのダイナミックな大皿や、息子さんの光廣さんの現代的な洗練された作品も見ることが出来て大満足。それに展示自体が子どもも楽しめるし、土や食器に触ったりできてとてもおもしろかった。

ちなみに僕は大分出身で、ルーツは日田市にあるので小鹿田焼は小さな頃から親しんできた焼物やし、小鹿田にもよく行ってた。小石原と小鹿田は見た目はほとんど一緒やけど、土の違いで技術も変わるし、つくり方も変わるんやね。こうやって並べてみるとよくわかる。

太田孝弘さんが言っていた「私たちの仕事は庶民の日々の暮らしと密着しているんだ。普段の生活で気に入ったものをいっぱい使ってもらうのがいちばんうれしいけど、壊れてなくなるものもあるし、ずっと残るものもある。ただそれだけ。」という話を思い出す。ここに並んでいる昔から残る作品は、どんな人がどんな風に使っていたんだろ。そんなことを思い浮かべながら見ていた。

太田さんのところで一生懸命触って、見比べて、いちばん気に入ったものを選んだ小さなすり鉢。ちょっと前まで1人目の子の離乳食をつくるために使って、今は2人目の子のために使っている。その内また違う使い方になるんだろうな。そうして器は暮らしと寄り添う。

by cat-diary | 2010-11-28 21:40 | 雑記